2004年夏・・・株式会社スプレーモはたった二人の社員で産声をあげた
当時在庫車は一台もなく、全て紹介での販売だった。
スプレーモを立ち上げたのは、ただ車が好きだったからではなかった、
創業当時も今現在も、そしてこれからもきっと変わらない不変的な柱がスプレーモには存在している。

「自動車販売業」この業界に興味や知識がある方ならご理解いただけると思うが、「参入障壁が低い」「倒産率が極めて高い」この二点は常識である、私も幹線道路を走行していると、都市になればなるほど車屋が並び、気がつくと看板が変わっているのを目にする。
この業界に城を建てたのには理由がある、「倒産率が極めて高い」その理由さえしっかりと理解すれば良いのではないか…
そう、倒産する理由…その反対をすれば良い、簡単ではあるがこれが王道だと信じている。
全国で毎日開催されているオークション会場では早朝から深夜までセリが行われている。
セリ落とした車を点検、美装して店頭に並べる…これではローリスクではあるが競争には勝てない、
人には個性がある、だから沢山のメーカーや車種があるのだが、それも限られている、
車が好きな方は自分でイメージし、ドレスアップをするであろうがスプレーモはプロである、
数々のドレスアップイベントで上位を独占している実績、ここにも理由がある。 私達は20年余りで育んだ感性を利用し、僅か一台10秒足らずで終了するセリで素材を仕入れる。
「中古車は生まれよりも育ち」を根幹にフルノーマルの状態の車達を迎え入れる。
その後に行うのが私達の「匠」だ。
洋服や住宅、要するにディスプレイである、
一つ一つの素材が素晴らしくても、それを全て組み合わせるとどうだ…想像に難しくない…。
洋服店のウィンドウに飾られているディスプレイ、それはその店の顔であり、その店舗のごく一部の人間のセンスでつくりあげている、
インナー、アウター、装飾品、これらをさり気なく組み合わせ、ひとつの商品としてコーディネイトする、すなわちトータルしたイメージだ。
スプレーモが扱う車達も例外ではない、いや…そのものであると考える、 商品が商品なだけに仕入れた車に新たに原価を上乗せし、購入する方々をイメージしてパーツや塗装、アルミ等でドレスアップする、いわゆるディスプレイだ、万が一受け入れられなかったら…そんな事は考えない、作り上げたその一台一台がスプレーモの看板であり、自信であり、確信なのだ…。
その揺ぎ無い自信はショールームに来ていただければスッキリすると思う、
人生の半分以上を車と共に過ごし、これからほとんどの人生を車と共に過す中で私は最高の一台一台を提案していくつもりだ
イタリア語「SUPREMO」あえて日本語で伝えよう…「崇高」それに相応しい車達を約束する。